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『作家と珈琲』平凡社編集アンソロジー

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珈琲にまつわるエッセイ、小説、詩、漫画、写真などを集めた52篇。

1. 珈琲のある風景
茨木のり子 食卓に珈琲の匂い流れ
小沼丹 珈琲の木
獅子文六 『可否道』を終えて
寺田寅彦 コーヒー哲学序説
北原白秋 六月
有吉玉青 緑の珈琲
原田宗典 モーニングコーヒー余話
中村好文 カフェオレ ボウル

2. 珈琲一杯の時間
串田孫一 山旅と珈琲
片岡義男 タヒチ・パペーテの、インスタント・コーヒー。
長田弘 コーヒー屋で馬に出会った朝の話
水木しげる ある一日
しりあがり寿 ジブン的コーヒー史三つの時代。
渡辺貞夫 開け放したドアから聞こえてくるジャズに憧れた。
吉井勇 珈琲の歌
永田耕衣 珈琲の句

3. 喫茶店よ永遠に
植草甚一 喫茶店で本を読んでいるかい
赤川次郎 コーヒー色の回想。
沼田元氣 純喫茶愛50カ条
小田島雄志 喫茶店人生
曽我部恵一 「コーヒーと恋愛」
田河水泡 『のらくろ喫茶店』より
鷲田清一×木村衣有子 「平熱」としての京都の喫茶店
織田作之助 大阪の憂鬱
萩原朔太郎 喫茶店にて
今和次郎/吉田謙吉 銀座のカフェー女給さん服装
佐藤春夫 芝公園から銀座へ
古川緑波 甘話休題
広津和郎 正宗白鳥と珈琲

4. わたしの珈琲作法
安岡章太郎 〈コーヒー道〉のウラおもて
池波正太郎 下町の〔コーヒー〕
永井荷風 砂糖
花森安治 コーヒーのふしぎ
石井好子 どんぶりで飲む、キャフェ・オ・レ
別役実 コーヒー 珈琲
平岩弓枝 珈琲と私
多和田葉子 ゆずる物腰ものほしげ
村田沙耶香 タイムスリップコーヒー
吉田戦車 ああ、豆の持ちこみ
土屋賢二 コーヒーの魅力を捨ててきた。
十文字美信 珈琲
『現代礼儀作法図説』より 珈琲のすすめ方/珈琲の飲み方

5 珈琲見聞録
シーボルト(斎藤信訳)「小倉から下関への渡航と下関滞在」より
夏目漱石 珈琲店、酒肆及び倶楽部
人見一太郎 巴里の珈琲店?
勝本清一郎 カフェー
斎藤茂吉 カフエ・ミネルワ
林芙美子 「巴里日記」より
片山廣子 コーヒー五千円
日高敏隆 フランス家族の中の九カ月
高山なおみ ネスカフェ
石川直樹 エチオピアのワイルドコーヒー

出版社 ‏ : ‎ 平凡社
発売日 ‏ : ‎ 2022/1/21
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 268ページ
ISBN‏ : ‎ 978-4582747140
寸法 ‏ : ‎ 13.3 x 2 x 18 cm

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